シカクマメの種を焙煎したら珈琲のように美味しくなるか

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シカクマメってどんな豆?

こんにちは、皆さんはシカクマメって知ってますか?

シカクマメというのは、沖縄とか南の方で育てられている栄養たっぷりな豆のことです。

見た目は御覧の通りオクラから水分を吸い取ったような形をしています。

切った時の断面の形が四角形なので「四角豆」と呼ばれているそうな。

このシカクマメ、ビタミンやミネラル等の栄養をたっぷり含み、とっても身体に良いそうです

また、食べられる部分は写真に写っている豆の部分だけでなく、葉や花、根っこまでも美味しく頂けるんだとか。

そして調理方法も幅広く、煮ても焼いても油で揚げても美味しく食べられるという優れものの食材です。

でも私は数回しか食べた記憶がありません。

 

シカクマメの種がうちにやってきた

さて、今回は近所の畑で自然農法で野菜を育てていらっしゃる福元農園さんから素敵なご提案をいただきました。なんと、シカクマメの種をたくさん取って余っているので、焙煎してお茶屋や珈琲のように飲めないだろうか、とのこと。

私たちも常々、珈琲豆以外にも何か焙煎することで美味しく飲める木の実や種はないだろうか・・。と思案していたところでした。

ただ、種というのは植物の良いものも悪いものも全て凝縮されて詰まっており、少量なら薬効になるような成分であっても、種を丸ごと食べると毒になるものもあったりします。なので、木の実や種なら何でも良いわけではなく、農薬を使わずに育ったものを求めていました。まさにうってつけ!

 

手作りの焙煎気で自家焙煎して飲んでみた

焙煎に使う焙煎気はいつも珈琲豆を焙煎している自作の鉄製の焙煎機。

早速炭火を起こして焙煎だ!

深煎りと浅煎りの2通りの焙煎をしてみたよ

頂いたシカクマメの種は2種類の焙煎具合で焙煎してみました。

浅煎りはこちら。珈琲豆よりも豆の個性が幅広く、元々の色や含んでいる水分量もマチマチなので仕上がりの色も色々です。焙煎前と比べて約10%軽くなりました。

そして深煎りはこちら。均一な黒色に仕上がっています。濃い麦茶のような香りがしました。

実際に飲んでみた感想

種を持ってきてくれた福元さんをお呼びし、Mikaにお菓子を焼いてもらって試飲会をしてみました。

浅煎りの方は・・きな粉のような味がしました。若干酸味があるような、薄い、きな粉茶。美味しいと言えば美味しい。ただ隣に麦茶が置いてあってどちらか好きなほうを飲んでいいよと言われたら10回中9回は麦茶を飲むと思う。

お茶にせずに豆のままスナック感覚で食べるのが最適かもしれません。他にはすり鉢で引いてナッツのように料理の風味付けに使ったり、粗挽きにしてフォー(ベトナムの麺料理)の上にかけて食べるのも美味しそう。お酒を飲む人であればおつまみにもなりそうな豆でした。

 

一方、深煎りの方は・・なんと言うか、クセが強すぎる!他のものでは例えられないし、なんとも表現のしようがない。

まず口に含んだ時点で体が警戒信号を発し、飲み込んだ後も喉に独特の香りが後に残り、爽やかでない。はっきり言うと美味しくない。ひょっとしたら生のドクダミの葉っぱを一緒に混ぜたら美味しくなるんじゃないか、と思うくらいのクセの強さ!良薬口に苦しというけれど、これはもう薬を通り越して毒のような気がする。

私はコップ1杯の深煎りシカクマメ茶を飲み干すことができませんでした。

結論

いくら煮ても焼いても食べられる万能食材シカクマメと言えど、種の深煎りはまずい。

Follow Kuro:

タイの奥地で粘土から日干しレンガを作る技術を習得し、現地の元僧侶のもとでメディテーション(瞑想)の修行を重ねるうちに、自然と共存して生きていくパーマカルチャーライフを意識することに。現在は田舎暮らしをしながら生きるために必要な技術を磨きつつ、山から伐り出した薪を使ってオーガニックの珈琲豆を焙煎して販売しています。

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