【あじろ浜】は渡し舟で行く隠れ家ビーチ!釣りや海水浴も楽しめる鹿児島の海水浴場です

あじろ浜 観光

じめじめとした暑い日が続き、「海や川、プールに遊びに行きたい!!」と考えている方も多いのではないでしょうか。2019年以降はコロナウイルスの影響で海開きやプール開きが中止され、思うように夏を満喫できなかったという方もいらっしゃるかと思います。早く落ち着て海やプールで遊べるようになるといいですね。

鹿児島にはいくつもの海水場がありますが、中でもおススメしたいのが、坊津町にある「あじろ浜」という海水浴場です。

このあじろ浜は通常、渡し船で訪問する隠れ家的なビーチです。人の生活圏から離れた場所にあるため、まるで離島のような透明度の高さが印象的です。私が最後に訪れたのは2018年になりますが、「離島並に綺麗な海だなぁ」と感じたのを今でも覚えています。

あじろ浜へ行く際は渡し舟で訪れるのですが、

  • 渡し船の船頭さんがご高齢であったこと
  • コロナウイルスの影響で休業の可能性があること

が気になったため、2021年時点の情報をまとめて紹介します。

以前、あじろ浜へ遊びに行ったことがある方はもちろんのこと、これから行ってみようかなという方に向けて、あじろ浜への行き方や、渡し舟の料金などについて紹介します。

あじろ浜は鹿児島本土にある美しい海水浴場

あじろ浜は鹿児島本土にあるにも関わらず、まるで離島のように透き通った美しい海が特徴的です。

私が初めて訪れた時には「数万円かけて飛行機で離島の海に行って泳ぐなら、もうここでいいじゃないか」と思ったほどです。

休日に訪れたので人の数はそこそこいたのですが、首都圏付近の海水浴場のように、見渡すかぎり人!人!人!ちょっと歩けばぶつかりそう、という感じではなく、ゆったりと海水浴を楽しむことができました。平日はもっと空いているそうです。

 

この日は海水浴やシュノーケリングを楽しんでいる方がほとんどでしたが、隅っこの方で釣りをされている方もいらっしゃいました。

浜から上がったところには日よけ付きのゴザが用意されており、休憩場所として無料で利用することができます。

あじろ浜は人家から離れているものの離島というわけではなく、半島の真ん中ほどに位置しています。

国道から陸続きではあるのですが、道がないため通常は坊津漁港から出ている渡し舟で訪問します。

【2021年6月】瀬渡し業者は「こあじろ本舗」さんの1件のみ

以前、私が訪れたときには瀬渡し業者は

  • こあじろ本舗
  • あじろ丸

の2件があり、このうちどちらかを選んで瀬渡ししてもらうというものでした。

しかし、2021年6月に確認したところ、瀬渡し業者はこあじろ本舗さんのみという状況となっておりました。あじろ丸のご主人は体調を崩されて、現在は瀬渡し業を引退されたとのことです。

というわけで、あじろ浜へ遊びに行く際はこあじろ本舗さんに連絡しましょう。

こあじろ本舗

  • 駐車場:約80台
  • 瀬渡し料金(往復):大人2,000円、小学生500円、乳幼児無料
  • レンタル品:うきわ等
  • 男女別トイレ、シャワーあり
  • 連絡先:070-7634-1172

こあじろ本舗までの道のりは、まず国道226号線を通って坊泊漁港を目指します。そして坊郵便局の角を右折して県道268号線を真っすぐ進みます。すると右手に「こあじろ本舗」の看板が見えてくるため、ほとんど迷うことなく到着できると思います。

あじろ浜へ遊びに行く際に持って行った方が良いもの

あじろ浜は舟で渡るため、一般的な海水浴場よりも多少コストがかかります。(舟に乗れる特別感を考えれば大したことないかもしれませんが。)

せっかく遊びに行くのであれば心行くまで楽しめるよう、以下のものを持って行くことをおすすめします。

水着

これは皆さん必ず持って行くと思います。ただし、あじろ浜へ渡った後は隠れて着替える場所がないため、舟に乗る前に水着に着替えてから渡してもらいましょう。

また、現地にはトイレがありません。こちらも舟に乗る前に済ませておくと安心です。

飲み物、食べもの

あじろ浜には売店や自動販売機がありません。もちろん浜には水道もないので、飲み物は必須です!

海で泳ぐと日常生活とは違って喉が乾きやすく、お腹も空きやすいです。休憩しながら長く遊ぶにはおやつ等の食べ物があると良いですし、飲み物に関しては「ちょっと多いかな」というくらいの量を持って行くと安心です。ただし、暑いので腐りやすいものは保冷しましょう

携帯電話

現地にはロッカーがないため、基本的に貴重品は陸(車内など)に置いていきます。

ただ、現地で写真を撮ることもあるでしょうし、帰りたくなったときや、具合が悪くなったときのためにも連絡手段は確保しておきたいですよね。

渡し舟は定期的に往復していますが、海での遊びには危険もつきものです。万一の際にすぐに連絡できるように、最低でも1台は携帯電話が手元にあると安心です。

シュノーケリング用品

「あじろ浜」で画像検索してみると、浜の様子だけでなく海中の綺麗な写真がいくつもアップされています。透き通った海中には、熱帯魚やサンゴがいっぱいです。

浮き輪は在庫があれば舟に乗る前に借りることもできますが、シュノーケリングセットは自前で用意する必要があります。せっかくあじろ浜に行くのであれば、シュノーケルとフィンを持参して、あじろ浜の魅力を満喫しましょう。

こちらのシュノーケルマスクは、以前魚突きを習っていた時に先生からおすすめされたものです。当時はまだAmazonでの販売がなかったため、海外サイトから高い送料を払って購入しました。 マスクが小さくて水の抵抗を受けにくいので、ちょっと潜ってサンゴやら魚を見てみたいという人におすすめです。

マリンシューズ

あじろ浜の浅瀬で遊ぶだけなら不要かもしれませんが、水中にはサンゴもあるため裸足で泳ぐと足を怪我してしまうかもしれません。

マリンシューズがあれば足元を気にせず泳ぐことができますし、砂浜の熱で足の裏を火傷してしまう心配もありません。

適切に保管しておけば数年間は使用できますし、岩場の多い川遊びでも重宝します。

ビーチテント

現地には屋根付きのゴザが敷いてあり、訪問者は自由に休憩場所として利用することができます。ただし、休日に訪問する際は利用者の数も多く、場合によっては座る場所を確保できないというケースもあります。

また、目隠しになるようなものもないため、

  • プライバシーを保ちつつ、のんびり過ごしたい
  • 人目につく場所にスマホなどの貴重品を置いておくのは心配だ

という場合は、休憩所にも荷物置き場にもできる、ビーチテントを持参することをおススメします。

大人数で行くときはバーベキューも楽しそう

あじろ浜に付くと、若い団体さんがバーベキューを楽しんでいました。船頭さん曰く、食材を持参すれば浜でバーベキューセットを借りて楽しむこともできるのだとか。

私は大人数で訪問する予定がないためバーベキューの予定もありませんが、友達と一緒にワイワイやるのも楽しいかもしれませんね。

ただし、海水浴場には小さな子どもを含めて他にも大勢の人が遊びに来ています。お酒が入ったり非日常だったりとテンションが上がってしまうのも理解できますが、くれぐれも節度ある行動を心がけましょう。

まとめ

あじろ浜への瀬渡し場所は、鹿児島市内から車で約1時間半、鹿児島空港から約1時間40分という立地です。少し遠く感じるかもしれませんが、道中に何カ所も海の見える絶景スポットがあり、ドライブコースとしてもおススメです。

遊びに行く際はのんびり過ごせるように是非泊りがけで出かけて、綺麗な景気や温泉、地元の美味しい海の幸を楽しんでくださいね。

 

 

 

 

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